Symptoms

一番多い症状です。排卵日から生理までに強くなり、生理が終わるころまでに軽快するようであれば、乳腺症の症状で問題ないものと考えて大丈夫です。
生理周期と関係なかったり、赤くなったり、熱が出るようであれば、乳腺炎のこともあります。
授乳期以外でも乳腺炎になることは少なくありません。赤くならなくても、難治性の、肉芽腫性乳腺炎のこともあります。
通常、乳がんは痛くなりませんが、急に大きくなるタイプであったり、炎症を生じるようタイプのものであれば、痛くなることもあります。
生理と関係ない痛みの時は、受診して検査をしていただいたほうが安心です。

コリコリしてよく動くものは、良性の可能性が高いですが、乳癌でも同様な感じで触るものは少なくありません。
特に、マンモグラフィー検診だけでは、しこりの評価は不十分になります。
しこりを自覚した場合は、検診ではなく、必ず受診してください。

下着に分泌液が付着して、気づくことが多いです。
痒みがあったり、乳輪部の皮膚がジュクジュクしているようであれば、ホルモンバランスの乱れなどによる乳輪部湿疹であることが多く、ステロイド軟こうで対処します。
自分で絞ってみて、無色透明・黄色・白色のものは、良性である可能性が高いです。
赤黒いもの、茶色、真赤、濃いオレンジ色のものが出た場合は、乳管内にできたポリープや乳がんの可能性がありますので、必ず受診してください。
Paget 病という、皮膚に広がるタイプの癌もあります。その場合は、乳頭から発生します。ステロイドで治りません。そのような場合は、必ず受診しましょう。

筋状にできるひきつれは、Mondor 病という、血管炎のことが多いです。
乳房の奥に、何かができて、皮膚にひきつれができたり、乳頭が凹んでいくことがあります。
乳腺炎によるものもありますが、乳がんができて引っ張っていることもありますので、念のため受診しましょう。

乳頭部に 1-5mm の小さいいぼが出来ることがあります。良性で問題ありません。
下着とかで刺激を受け、根元が切れて出血したり痛くなることがあります。
そのようなときは、局所麻酔を行い、一瞬で切り取ります。

皮膚と一緒につまめるしこりは、皮膚由来のものが多いです。
乳輪部は、モントゴメリー腺という皮脂腺が発達しています。皮脂がたまり、しこりになることがよくあります。
入浴時のふやけている時に絞ると、ニキビのように白い脂が出たりします。脇の毛が生えているような場所にも、粉瘤という皮脂の袋がよくできます。
ただ、皮膚をつまんだその下にできているようなものは、乳腺腫瘍や腫大リンパ節の可能性があるので、必ず受診してください。

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